学校日記

自分の道

公開日
2020/12/08
更新日
2020/12/08

学校長より

人間の体は、約70%が水で出来ています。人間も日頃から美しい言葉や温かい言葉を聴いたり話したりすることが大切なんだ・・・と思います。
 大人であっても同じです。先生達も言葉に気をつけたいものです。
みんなが「笑顔」で『しっとり』と、過ごせる後期にしたいものです。
2020のカレンダーが残り1枚となりました。北海道におけるコロナ感染拡大が報じられ、いつどこで発生しても不思議ではない状況です。心配も尽きない日々ですが、感染対策を粛々と、確実に徹底していきたいと思います。
3年生は学力テストの総合ABCが終わりました。空知管内の全ての中学校と結果の交流をしていますが、美中はかなり健闘しています。それらを参考にいよいよ三者懇談ですが、自己決定したら、あとは自分を信じて進んでほしいものです。

〜わたしにも、誰にも、あなたに代わって道を歩くことはできない〜
自分の道は自分で行くほかないのだ
           
 さて、学校の進路指導というと、上級学校への進学(高校受検)を真っ先にイメージしますが、高校進学は「夢の実現」の通過点です。
進路とは、本来、人間としての在り方・生き方を指すものです。今年度はコロナ禍のため職業体験等の活動が出来ませんでしたが、学校では3年間の見通しをもった「キャリア教育」を進めています。
キャリア教育とは、「望ましい職業観・勤労観及び職業に対する知識や技能を身に付けさせるとともに、自己の個性を理解し、主体的に進路を選択する能力を育てる教育」です。
人はいずれ職業人となり、人は、“働く”ことを通して社会に参加し、自立(自律)していきます。「進路」とは、そういう実社会で生きていく道であり、その“道”を自分で選び、自分で切り拓いていくものです。
子供たちには、少しでも自分の未来を意識してほしいと思います。
せめて、「みんなが行くから何となく」とか、「高校ぐらい行っておかないと」、と進路を決めるのではなく、進学は「ゴール」ではなく、新たな未来への「スタート」だということを意識して、自分の可能性が発揮できる場所を選択してほしいと思います。
1,2年生も今年度最初の学力テストを経験しました。3年生の誰もが「1,2年生の時もっとやっておけば良かった」と言います。『早め』に『スイッチ』を入れてほしいものです。