生きる喜び
- 公開日
- 2021/03/16
- 更新日
- 2021/03/16
学校長より
2020年が間もなく終わります。
コロナ禍でこれまでと違う学校生活でした。今後も、不測の事態でも「学びの保障」は確実に進めて参ります。保護者アンケートのご協力ありがとうございました。概ね良好な結果となりましたが、忌憚のないご意見も参考にしながら、さらに改善して参ります。(詳細は次の頁)
さて、話題を変えますが、11月に講師(道徳名人)をお招きして、道徳の師範授業を行いました。本校の先生方は「道徳」の研究と実践に熱心で、担任・副担みんなで授業をしていますが、子供たちにとっても、いつもとはまた違う心がほっこりとする一日となりました。
「よりよく生きていこうとする心を育てる」をテーマに、2年生では家族への感謝、3年生では応援する喜びという違う角度から迫る授業でした。一部、生徒の感想を紹介します。
親心を思う
◆親には「ありがとう」を伝えたい。言い返してしまうけど、親の気持ちを考えて発言しようと思った。◆親がいなければ自分はいない。今身近な人がいなければ今の自分、環境がない。その「誰か」に感謝したい。◆振り返ると、母さんがやさしい嘘をついていたことが分かった。自分が親にできる恩返しが何かを考えた。◆母さんも父さんも自分が赤ちゃんの時に頑張ってくれたんだと思うと、ありがとうと言ってあげようと思った。
生きる喜び
◆今の悩みは将来に役に立つ悩みなので、絶対に乗り越えられると思った。◆何かに失敗したり後悔することがあっても上を向いてポジティブに過ごしたい。◆自分は毎日一歩ずつ前進しているけど、立ち止まったら足元を見て自分が歩く道を確認して、未来に向かって頑張ろうと思った。◆自分が大人になった時に、誰かの道を見つけさせてあげる人になりたい。◆楽をして夢を叶えることはできない。努力が必要。◆未来を応援してくれる人がいるって心強い。最初の一歩にすごい勇気がいるのは誰だって同じ。◆目の前の小さな壁からゆっくり乗り越えていこうと思った。
いろいろな人に支えられ「今」があり「自分が生かされている」ことへの喜びを感じました。大変な一年でしたが、何とか乗り越えてきたことに感謝したいと思います。