学校日記

勇んで登校、満足下校! = 校長 小山田 学 =

公開日
2023/02/28
更新日
2023/02/28

学校だより2022

 令和5年度の学校経営方針を「子どもを真ん中においた中央小の教育活動〜あったか学級・しっとり授業の実現〜」。そして、重点目標を「勇んで登校し、満足して下校する児童の育成」としました。わくわくして登校し、「問題が解けた」「みんなの前で発表できた!」「失敗したけど、チャレンジをほめられた!」「給食がおいしかった!」と、満足して下校、(できれば宿題をして)、明日を楽しみに眠りにつく、という姿です。
 今年度もすでに、わくわくして学んでいる様子を、2月24日(金)の所さんのそこんトコロ「開かずの金庫を開けろ」の放送でご覧いただけたと思います。子どもたちは、テレビで見るタレントが北海道、ましてや本校に来て、ふれあい、自分たちがテレビに出るとは想像していなかったと見えて、大興奮。ふるさと美唄に誇りを持ち、自分の将来に夢を抱く経験となりました。これは極端な例ですが、各学年、普段の授業の充実を基本として、ICTも駆使しながら、様々なことに挑戦しています。特に先日の6年生の「空知こども新聞」や4年生のハスカップを使ったお菓子「ハスクマちゃん」の開発などは記憶に新しいと思います。
 このように、未来を切り拓くたくましいこどもの育成のため、地域の専門家の力を借り、地域の教育資源を活用させていただくなど、まさに「社会に開かれた教育課程」の実現に向けて、職員は日々奔走しています。

 そこで、ますますこの流れを加速するために、令和5年度に予定していることがあります。例えば、現在前期末と年度末の2回記載している「あゆみ」の総合所見を年度末のみの1回とすることを考えています。ただし、前後期末には、懇談などを通じてお子様の様子をお伝えし、丁寧に情報共有を図ります。また、現在は申請のみとしている携帯電話の校内への持ち込みについては、校長が面談し、ルールの確認をしたいと考えています。これは現在小中連携を進めている美唄中学校が携帯の持参を原則禁止していることや、先日、静岡県牧之原市で起きた、13歳の子どもが母親を刺したとされる原因がスマホの使い方に起因するという報道があったためです。これまで3年生から携帯電話会社の方を招いてスマホ教室を行ってきましたが、所持開始年齢の実態を考えると、さらに低学年からスマホ教室を行う必要があるかもしれません。スマホ等の使い方の教育については、ご家庭とさらに連携を強化したいと考えています。これらの詳細は、新年度に詳しくお知らせいたします。